警告電源プラグの1極が接地極(アース極)となっています。感電事故防止のため電源コンセントの接地極(アース極)は必ず電気設備技術基準D種接地工事以上で接地してください。電源コンセント、電源プラグは、異常結線になっていないか、確認してから接続してください。袋ナット使用のカップラ(S-1、2、5)は、袋ナットを根元まで完全に締めてください。図のように隙間があるとシリンダが作動しません。複動シリンダ使用の場合、引側のカップラが不完全な接続の状態で、押側に圧力をかけると引側に倍圧がかかり、カップラ、シリンダ、高圧ホースが破損や飛散し、人身事故を引き起こすことがあります。圧力スイッチはポンプ運転中には設定モードにしないでください。設定モードにするとモータは停止し□Eを押すと起動するため、誤作動により事故を引き起こすおそれがあります。高圧油が噴出しているところに手や身体を近づけないでください。皮膚を貫通し、重傷を負うおそれがあります。作動油が目に入った場合は清浄な水で最低15分間洗浄した後、医師の手当てを受けてください。また皮膚に付着した場合は水と石鹸で洗ってください。高圧ホースは加圧時に手で握らないでください。握った状態で高圧ホースが破損した場合、高圧の作動油が瞬時に噴き出し、手に穴があくほどのけがをするおそれがあります。高圧ホースは消耗部品です。外観上は異常が認められない状態でも、内部に傷、ピンホールが発生していることがあります。寿命までいたらなくとも使用状況などを考慮して定期的な交換をお勧めします。注意作動油は、ISO VG32(昭和シェル石油 シェル テラス S2 M32)を使用しています。リン酸エステル、水-グリコール、W/Oエマルジョン系等は使用できません。パッキンの劣化、および機器の腐食等により故障します。ご使用の場合は、弊社にご連絡ください。油タンクへの給油は、空気弁部レベルゲージの上限ライン以上に入れないでください。空気弁は、使用時には必ず1~1.5回転開き、使用後は閉じてください。閉じたまま使用すると、負圧になり、作動油が吐出しなくなるだけでなく、戻り油により内圧が上がり、油タンクが破損することがあります。高圧安全弁は、リリーフ弁として使用しないでください。連続して使用する場合は、別にリリーフ弁を付けてください。ポンプを吊り上げる場合は、4本のアイボルト(吊りボルト)が確実にねじ込まれていることを確認したのちに行ってください。エア抜き弁(SV-1000)を取り付け、エア抜きを行う場合は、エア抜き弁脇の排気穴から作動油が出ますので、飛散しないようにウエス等で防止してください。廃棄される廃油(作動油)は、産業廃棄物に該当しますので、自治体の許可を得ている産業廃棄物収集業者、または産業廃棄物処理業者に委託し、廃棄してください。引側押側袋ナットスキマ袋ナット良不良RST電源コンセント電源プラグ接地極(アース)
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