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16 (2)VFMP-4C 方向制御弁は4方3位置手動切換弁(SMV-43)が付いています。中央位置では、ポンプから吐出された作動油は油タンクへ戻ります。ポンプ正面から見て、左側に切換えるとAポートに吐出し、右側に切換えるとBポートに吐出します。 複動シリンダ使用例 Aポート-押側、Bポート-引側の区別はありませんが、Aポートを押側に、Bポートを引側に接続した場合を下記に記します。 (A)方向制御弁のレバーを中央位置にしてください。 (B)電源を投入すると[設定周波数]がインバータの操作パネルモニタ部に表示されます。 (C)周波数を[Mダイヤル]にて可変させ、[RUN]ボタンを押すとモータが起動します。 (D)方向制御弁のレバーを左側に切換えてください。 (E)ピストンは出て行き、昇圧し、作業を行います。 (F)圧力スイッチ設定圧力まで昇圧するとモータは停止し、設定差圧まで下降すると、自動的にモータは再起動します。 (G)レバーを中央位置にすると、圧力は下がりモータが起動します。 (H)ピストンを戻す場合は、レバーを右側に切換えてください。 (I)戻りきったら、レバーを中央位置にしてください。 (J)作業終了時はピストンを戻して方向制御弁を中央位置にし、[STOP,RESET]ボタンを押すとモータが停止します。高圧ホース内の残圧を抜くために方向制御弁のレバーを左右に操作してください。 ※方向制御弁(SMV-43)の切換え過渡期に、A、Bポートの圧力はゼロに下がります。 ※異常が発生した場合は、直ちに方向制御弁を中央位置にし、[STOP,RESET]ボタンを押してモータを停止してください。

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