10 6 ご使用前の準備 配管のエア抜きについて 配管内にエアが入っているとシリンダはスムーズに作動しませんので高圧ホース、高圧管内のエア抜きを行ってください。基本的には次の方法にて行います。 VFMP-4Bの場合 (A)高圧ホース使用の場合 a)エア抜きを行う高圧ホースの先端カップラに、相手カップラを取り付けてください。 例 S-1Hカップラの場合 ・・・S-1Rカップラ VC-70-RC3カップラの場合 ・・・VC-70-R3カップラ ROC-13Hカップラの場合 ・・・ROC-13Rカップラ b)ポンプ戻り口のプラグをはずし、カップラを軽くねじ込んでください。 c)方向制御弁のレバーを締めてください。 d)モータをインチング作動(寸動)してください。 e)カップラから作動油が出たらエア抜きは完了です。 シリンダピストンが下向きに取り付けられている場合、あるいはシリンダが固定されておらず軽いときは、ピストンを下向きにして作動油を送り数回作動することにより、シリンダおよび高圧ホース内のエアを抜くことができます。 (B)高圧管使用の場合 高圧管にて配管を行う場合は、シリンダ近くの圧力損失が問題とならない場所にエア抜き弁(SV-1000)を取り付けてください。 a)エア抜き弁のセットビスを1回転緩めてください。 b)方向制御弁のレバーを締めてください。 d)モータをインチング作動(寸動)してください。 e)エア抜き弁脇の排気穴から作動油が出たらエア抜きは完了です。 f)エア抜き弁のセットビスを締めてください。 ※VFMP-4Cの場合は、エア抜きを行うホースまたは配管側に方向制御弁を切換えて、同様に行ってください。 試運転する場合は、圧力スイッチの設定を20MPaにし、配管等の異常の有無を点検した後30、40MPaと順次高くして、使用する圧力に設定してください。 c)注意 エア抜き弁脇の排気穴から作動油が出ますので、飛散しないようにウエスにて防止してください。
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