18 １０ 高圧安全弁の調整方法 出荷時は７２ＭＰａに調整されています。再調整する場合は、下記の要領にて調整してください。 （１） モータを停止し、方向制御弁を中央位置にしてください。 （２） 高圧安全弁部ロックナットを緩め、ハンドルを反時計方向に廻して緩めてください。 （３） 吐出口の高圧ホース（または継手）をはずし、六角穴付きプラグを取り付けてください。 （４） 圧力スイッチの設定圧力を７５ＭＰａにしてください。 （５） モータを起動してください。 （６） 方向制御弁を加圧可能なポート側に切換えてください。 （７） 圧力スイッチの表示を見ながらハンドルを時計方向に徐々に廻して圧力を上昇させ、使用する圧力より３～５ＭＰａ高く設定してください。 （８） 方向制御弁を中央位置にしてください。 （９） 方向制御弁を切換えて２～３回昇圧させ、設定通りの圧力であるか確認してください。 （１０） 圧力スイッチを使用する圧力に設定し直してください。 （１１） 吐出口のプラグをはずし、高圧ホース（または継手）を接続してください。 （１２） ロックナットを締めてください。 ※圧力スイッチは高圧安全弁の設定より必ず３～５ＭＰａ低く設定し、安全弁が連続作動しないようにしてください。 ※六角穴付きプラグおよび高圧ホースの管用テーパねじ部には、必ずテープシールを巻いてねじ込んでください。ページ９「テープシールの巻き方」参照。 ハンドル ロックナット 警告 本機の最高使用圧力は７０ＭＰａです。安全装置としての高圧安全弁は、出荷時７２ＭＰａに調整してありますので絶対これ以上に調整しないでください。なお、圧力スイッチは７０ＭＰａ以下でご使用ください。 警告 最高使用圧力７０ＭＰａ未満の油圧機器をご使用の場合は、油圧機器の耐圧以下に高圧安全弁および圧力スイッチの設定を下げてご使用ください。下げないと機器が破損します。
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