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16 (2)MP-20S方向制御弁は4方3位置電磁切換弁(SOW-R-48)が付いています。中央位置では、ポンプから吐出された作動油は油タンクへ戻ります。ポンプ正面から見て右側ソレノイド(SOLb)を励磁するとAポートに吐出し、左側ソレノイド(SOLa)を励磁すると、Bポートに吐出します。 複動シリンダ使用例(参考) 操作用押ボタンスイッチ2個により複動シリンダを操作する一例であり、押している間のみピストンは作動します。上図のようにAポートをシリンダ押側に、Bポートを引側に接続し、電器回路を構成してください。※ポンプ正面から見て右側ソレノイドがSOLb、左側ソレノイドがSOLaとなっています。※右側ソレノイド(SOLb)を励磁するとAポートから吐出し、左側ソレノイド(SOLa)を励磁するとBポートから吐出となります。各ソレノイドとポート口の位置関係に注意願います。 (A)方向制御弁を中央位置にしてください。 (B)押ボタンスイッチ(PB)‘ON’を押してモータを起動してください。 (C)操作用押ボタンスイッチ(PB1)を押し、右側ソレノイドを励磁してください。押している間ピストンは出て昇圧し、離すと止まります。 (D)ピストンを戻す場合は、操作用押ボタンスイッチ(PB2)を押して左側ソレノイドを励磁してください。押している間ピストンは戻り、離すと止まります。 (E)作業終了時はピストンを戻してください。このとき、Bポート側(戻り側)高圧ホースに残圧がある場合は右側ソレノイドを励磁してピストンを数mm出し、残圧を抜いた後、押ボタンスイッチ(PB)‘OFF’を押してモータを停止してください。※方向制御弁(SOW-R-48)は、スプールタイプのため内部リークがあり、圧力保持はできません。※異常が発生した場合は、直ちに方向制御弁を中央位置にし、押ボタンスイッチ(PB)‘OFF’を押してモータを停止してください。

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