11 6 ご使用前の準備 注意 ポンプは、回転方向が決まっています。モータ側面に貼られている矢印方向(モータ上部から見て反時計方向)に回転することを確認してください。方向制御弁を中央位置にし、モータ起動用押ボタンスイッチを一瞬押して寸動させ、モータ上部のファンにて回転方向を確認してください。逆回転の場合は、3相の内2相を入れ替え再度確認してからご使用ください。逆回転のままで運転すると低圧ポンプが破損します。なお、逆回転の場合は低圧油は吐出しません。配管内にエアが入っているとシリンダはスムーズに作動しませんので高圧ホース、高圧管内のエア抜きを行ってください。基本的には次の方法にて行います。MP-20Cの場合 (A)高圧ホース使用の場合 a)大きめの容器をご用意ください。 b)高圧ホース先端を容器に入れてください。 c)エア抜きを行う高圧ホース側に方向制御弁を切換えてください。 d)モータをインチング作動(寸動)してください。 e)先端から作動油が出たらホース内の油が抜けないように、シリンダに接続してください。f)同様にもう一方の高圧ホースも行ってください。 (B)高圧管使用の場合 高圧管にて配管を行う場合は、シリンダ近くの圧力損失が問題とならない場所にエア抜き弁(SV-1000)を取り付けてください。 a)エア抜き弁のセットビスを1回転緩めてください。 b)エア抜きを行う側に方向制御弁を切換えてください。 d)モータをインチング作動(寸動)してください。 e)エア抜き弁脇の排気穴から作動油が出たらエア抜きは完了です。 f)エア抜き弁のセットビスを締めてください。 g)同様にもう一方の配管も行ってください。 ※他の機種の場合も方向制御弁を操作し、同様に行ってください。シリンダ接続後、シリンダを数回往復動することによりシリンダ及び配管全体のエアを抜くことができます。(ページ15操作方法を参照してください。) c) 注意 エア抜き弁脇の排気穴から作動油が出ますので、飛散しないようにウエス等で防止してください。
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