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まえがき このたびは、理研の電動ポンプをお買いあげいただき、誠にありがとうございます。 この取扱説明書は、本機の取扱方法、注意事項などについて説明してあります。 初めてお使いいただく方はもちろんのこと、すでにご使用になられ経験をお持ちの方も、この説明書をよくお読みになり内容を理解された上で、常にこの取扱説明書を手元に置かれてご使用ください。 警告作動油が飛散した場合、重大な被害の生ずるおそれのある場所では使用できません。特に、けが、火災等の原因になりますので、火気の近くでは使用しないでください。吐出口プラグは、現品のままでは加圧できません。高圧用継手(ホース、カップラ)等に交換してから加圧してください。本機の最高使用圧力は70MPaです。安全装置としての高圧安全弁は、出荷時73MPaに調整してありますので絶対これ以上に調整しないでください。なお、圧力スイッチは70MPa以下でご使用ください。最高使用圧力70MPa未満の油圧機器をご使用の場合は、油圧機器の耐圧以下に高圧安全弁および圧力スイッチの設定を下げてご使用ください。下げないと機器が破損します。設定については、ページ21「高圧安全弁の調整方法」を参照してください。感電事故防止のため電気関係の保守点検は、必ず電源を遮断してから行ってください。作動油の温度は、5~60℃の範囲でご使用ください。これを超えた高温でのご使用は油圧機器の寿命を短くするとともに、油圧機器および作動油に触れた場合は火傷をするおそれがあります。油温上昇を防ぐにはオイルクーラをご使用ください。 電源プラグの1極が接地極(アース極)となっています。感電事故防止のため電源コンセントの接地極(アース極)は必ず電気設備技術基準D種接地工事以上で接地してください。電源コンセントは、異常結線になっていないか、確認してから接続してください。安全に関するご注意 本機を安全にご使用いただくには、正しい操作と定期的な点検が不可欠です。 この取扱説明書に示されている安全に関する注意事項をよくお読みになり、充分理解されるまで本機の操作を行わないでください。この説明書では、もしお守りいただかないと、人身事故につながるおそれのある注意事項は警告という見出しのもとに掲げております。また、お守りいただかないと本機の破損、故障につながるおそれのある注意事項は注意という見出しのもとに掲げております。いずれも重要な内容を記載していますので必ずお守りください。なお、使用中に異常と思われる場合は、電源プラグを抜き、販売店にご連絡ください。 RST電源コンセント電源プラグ接地極(アース)

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