21 １０ 高圧安全弁の調整方法 出荷時は７３ＭＰａに調整されています。再調整する場合は、下記の要領にて調整してください。 （１） モータを停止し、方向制御弁を中央位置にしてください。 （２） 高圧安全弁部＃１３０ プラグをはずし、内部の＃２２ 調整ねじを○－ドライバで反時計方向に廻し緩めてください。 （３） 吐出口の高圧ホース（または継手）をはずし、六角穴付きプラグを取り付けてください。 （４） 圧力スイッチの設定圧力を７５ＭＰａにしてください。 （５） モータを起動してください。 （６） 方向制御弁を加圧可能なポート側に切換えてください。 （７） 圧力スイッチの表示を見ながら＃２２ 調整ねじを時計方向に徐々に廻して圧力を上昇させ、使用する圧力より３～５ＭＰａ高く設定してください。 （８） 方向制御弁を中央位置にしてください。 （９） 方向制御弁を切換えて２～３回昇圧させ、設定通りの圧力であるか確認してください。 （１０） 圧力スイッチを使用する圧力に設定し直してください。 （１１） 吐出口のプラグをはずし、高圧ホース（または継手）を接続してください。 （１２） ＃１３０ プラグを取り付けてください。 ※ 圧力スイッチは高圧安全弁の設定より必ず３～５ＭＰａ低く設定し、安全弁が連続作動しないようにしてください。 ※ 六角穴付きプラグおよび高圧ホースの管用テーパーねじ部には、必ずテープシールを巻いてねじ込んでください。ページ１０「テープシールの巻き方」参照。 ※ ２０ＭＰａ以下に調整すると調整ねじが緩む等の不具合が発生しますので、その場合は販売店にご連絡ください。 高圧安全弁構造図22239781130警告 本機の最高使用圧力は７０ＭＰａです。安全装置としての高圧安全弁は、出荷時７３ＭＰａに調整してありますので絶対これ以上に調整しないでください。なお、圧力スイッチは７０ＭＰａ以下でご使用ください。 警告 最高使用圧力７０ＭＰａ未満の油圧機器をご使用の場合は、油圧機器の耐圧以下に高圧安全弁および圧力スイッチの設定を下げてご使用ください。下げないと機器が破損します。
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