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19 (4)MP-12SB 方向制御弁は4方3位置電磁切換弁(MSW-4B)が付いています。中央位置では、ポンプから吐出された作動油は油タンクへ戻ります。ポンプ正面から見て右側ソレノイド(SOLa)を励磁するとAポートに吐出し、左側ソレノイド(SOLb)を励磁すると、Bポートに吐出します。 複動シリンダ使用例(参考) 操作用押ボタンスイッチ2個により複動シリンダを操作する一例であり、押している間のみピストンは作動します。Aポートをシリンダ押側に、Bポートを引側に接続し、電気回路を構成してください。 (A)方向制御弁を中央位置にしてください。 (B)起動スイッチ(SW)を‘ON’にしてモータを起動してください。 (C)操作用押ボタンスイッチ(PB1)を押し、右側ソレノイド(SOLa)を励磁してください。押している間ピストンは出て昇圧し、離すと止まります。圧力保持はいたしません。 (D)ピストンを戻す場合は、操作用押ボタンスイッチ(PB2)を押して左側ソレノイド(SOLb)を励磁してください。押している間ピストンは戻り、離すと止まります。 (E)作業終了時はピストンを戻してください。このとき、Bポート側(戻り側)高圧ホースに残圧がある場合は右側ソレノイド(SOLa)を励磁してピストンを数mm出し、残圧を抜いた後、起動スイッチ(SW)を‘OFF’にしてモータを停止してください。 注意 複動シリンダをご使用の場合は、バルブ構造により背圧が発生するためAポートを押側、Bポートを引側でご使用ください。 ※方向制御弁(MSW-4B)は、スプールタイプのため内部リークがあり、圧力保持はできません。 ※異常が発生した場合は、直ちに方向制御弁を中央位置にし、起動スイッチ(SW)を‘OFF’にしてモータを停止してください。 AC200V 50/60HzERSTMGUWVSWPB1PB2CR1CR2PSCR2CR1MGTHCR1CR2SOLaSOLbABSOLbSOLaPSDPGSTH

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