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12 6 ご使用前の準備 配管内にエアが入っているとシリンダはスムーズに作動しませんので高圧ホース、高圧管内のエア抜きを行ってください。基本的には次の方法にて行います。 MP-12Cの場合 (A)高圧ホース使用の場合 a)エア抜きを行う高圧ホースの先端カップラに、相手カップラを取り付けてください。 例 S-23Hカップラの場合 ・・・S-24Rカップラ VC-70-RC3カップラの場合 ・・・VC-70-R3カップラ b)ポンプ戻り口のプラグをはずし、カップラを差し込んでください。 c)エア抜きを行う高圧ホース側に方向制御弁を切換えてください。 d)モータをインチング作動(寸動)してください。 e)カップラから作動油が出たらエア抜きは完了です。 f)同様にもう一方の高圧ホースも行ってください。 シリンダピストンが下向きに取り付けられている場合、あるいはシリンダが固定されておらず軽いときは、ピストンを下向きにして作動油を送り数回作動することにより、シリンダおよび高圧ホース内のエアを抜くことができます。 (B)高圧管使用の場合 高圧管にて配管を行う場合は、シリンダ近くの圧力損失が問題とならない場所にエア抜き弁(SV-1000)を取り付けてください。 a)エア抜き弁のセットビスを1回転緩めてください。 b)エア抜きを行う側に方向制御弁を切換えてください。 d)モータをインチング作動(寸動)してください。 e)エア抜き弁脇の排気穴から作動油が出たらエア抜きは完了です。 f)エア抜き弁のセットビスを締めてください。 ※他の機種の場合も方向制御弁を操作し、同様に行ってください。 注意 ポンプは、回転方向が決まっています。モータ側面に 貼られている矢印方向(モータ上部から見て反時計方向)に回転す ることを確認してください。方向制御弁を中央位置にし、起動スイ ッチを一瞬‘ON’にして寸動させ、モータ上部のファンにて回転 方向を確認してください。逆回転の場合は、3相の内2相を入れ替 え再度確認してからご使用ください。逆回転のままで運転すると低 圧ポンプが破損します。なお、逆回転の場合は低圧油は吐出しませ ん。 c)注意 エア抜き弁脇の排気穴から作動油が出ますので、飛散しないようにウエス等で防止してください。

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