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単動シリンダ複動シリンダ特殊シリンダシリンダ部品資料油圧シリンダcat-No.78B since2019● シリンダ作動時の最高出力は、 シリンダ仕様の70~80%でご使用ください。● 使用するストロークより余裕を持った長さのシリンダを  選定してください。●シリンダは「戻り」の機能により、単動型(荷重戻し、 スプリング戻し)と複動型(油圧戻し)に区別されます。●荷重戻し型単動シリンダには「戻り」の機能はありません。 ピストンを戻すには外力が必要です。40kNシリンダ100kNシリンダ200kNシリンダ300kNシリンダ500kNシリンダ1000kNシリンダ●単動型の「戻り」スプリングにはピストンを戻す力しか  ありません。また、戻る時間もホースの長さ等により 一定ではありません。●複動型は、使用回数の多い場合やピストンに重い治具を 付け、「引き」の出力が必要な場合にご選定ください。ピストンに重い治具等を取り付ける場合は、自重落下防止弁付ポンプを選定してください。ポンプの能力以上の速度でピストンが伸びる(縮む)ことや、ポンプを作動していなくても治具等の自重により、ピストンが伸びる(縮む)可能性があり危険です。●電動ポンプと組み合わせてご使用の場合には、シリンダ速度表(226ページ)を参考にし、用途に合うポンプをご選定ください。  ●シリンダには垂直に荷重をかけてください。●許容偏荷重は、シリンダ仕様表示の2.5%以内です。●シリンダの固定はできるだけカラーねじを利用し、 フランジ(49ページ参照)で固定してください。●ピストンで直接荷重を受ける場合には、必ずキャップを ご使用ください。また、用途に応じて、各シリンダの部 品(48~53ページ参照)をご利用ください。全機種の外形図・構造図をご用意しております。● 機種選定について(P7)も併せてご確認ください。出力の決め方ストロークの決め方単動型・複動型の決め方シリンダ速度の決め方取り付け・固定方法の決め方キャップ等シリンダの部品を使用する際には、必ず最後までねじ込んでください。最後までねじ込まずに繰り返し使用することでねじが痛み、シリンダ部品が外れる、または外せなくなることがあります。シリンダベース・クレビス等の向きを合わせる場合はご指示ください。シリンダ速度は下記以内にてご使用ください。機器が破損、飛散する危険があります。【標準型】無負荷時︓500mm/sec以内70MPa時︓30mm/sec以内【ストロング型】無負荷時︓1000mm/sec以内70MPa時︓50mm/sec以内●周囲の温度は0~40℃以内でご使用ください。 シリンダ油量の小さいタイプは周囲温度により、内圧が かかりクイックカップラやワンタッチカップラが、接続 できなくなることがあります。●作動油の油温は5~60℃の範囲内でご使用ください。●屋内仕様になっております。(一部製品を除く)●セルフシールタイプのカップラ(S-1R、S-24R、S-5R)において、それまで正常に作動していたシリンダが突然作動しなくなった場合の主な原因は、カップラ間の緩み(隙間)です。緩みがあった時は、工具を使用して締め直してください。●シリンダの全ストロークを使用することは避けてくださ い。(ストロークエンドでの突当使用をしないでください)●使用頻度の高い場合にはストロングシリンダ(34~36 ページ参照)をお勧めします。また、不明な点がありま したら弊社までご連絡ください。●5000kN以上の大型シリンダやカタログ記載以外のシリ ンダ製作もいたします。弊社までご相談ください。●脱着する頻度が多い場合や、振動が発生する場合には VC-70クイックカップラをご使用ください。 (170ページ参照)●衝撃圧の高い場合(打ち抜き等)には、S-1型、S-2型、 ROC型カップラは使用しないでください。●カップラの接続は確実に根元まで行ってください。加圧 された状態での接続、切り離しは絶対にお止めください。●外気温によってシリンダ内部に圧力がかかるおそれがあ る場合には、圧抜きアダプターで除圧してから接続して ください。(175ページ参照)10●カタログ記載内容は予告なしに変更する場合があります。 最新情報は弊社ホームページでご確認ください。スキマシリンダ油圧シリンダ選定方法と使用上の注意事項戻し力使用環境について162345789使用上の注意特殊型シリンダについて付属カップラについてその他………………………………………………………………約0.07kN約0.15kN約0.35kN約0.45kN約0.75kN約1.50kNhttps://www.rikenkiki.co.jp12

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